【2024/03のコラム】#8.高橋純子GM

2024/03/11

メルマガ会員の皆さま、初めまして。
キレイデザイン協会 グランドマスターの高橋純子です。
山形県に住んでいます。
どうぞよろしくお願いします。

2007年にリラクゼーションサロンをオープン。
義理の姉がセラピストとして体のケアを、私は営業や心のケアの部分を担当してきました。
完全予約制のお客さまを1日数名限定とし、しっかり身体と心のバランスを整えていただくサロンとして口コミとご紹介のみで今年16年目。
目の前が温泉なので、施術の前に入浴して身体を温めてからケアされる方もいらっしゃいます。
現在は義理の姉に任せて、キレイデザインでの活動を中心に行っています。

カラーコーディネイトの資格を持っているので、サロンではお客さまに似合う色をお伝えすることもありました。
その際、「色に縛られているのでは?」と思う場面がありました。
この色は私の似合う色じゃないから着こなせないと
勝手に決めつけてしまうお客さまに疑問を感じていたんです。
本来、色にはもっと選択肢があって、楽しめるものじゃないか。
そう思いながら調べていた時に、知り合いが教えてくれたのがキレイデザインでした。

すぐに学びたかったのですが、東北では講座が開催されておらず
次の月に東京まで出向き、大沢理事長の講座を受けました。
インストラクター講座を受け、どうなりたいのかを聞かれて
「東北の女性に個性について伝えられたら、自信を持って輝けると思うから知ってほしい」と答えたんです。
それには講師になった方がいいと、マスター講座まで受けることにしました。

「東北の女性を輝かせたい」と思うに至ったきっかけは、2011年の東日本大震災です。
サロンのスタッフと一緒に、福島から避難されてきた方々が滞在されている旅館にボランティアで入り、体や心のケアをしたのですが、被災者の皆さんの状態を見て、人を元気づけられるようになりたいという気持ちがとても強くなりました。

その後、サロンを続けながらも、その思いはずっと頭にありました。
だからこそキレイデザインが、スッと結びついていったように思います。

色を、表面だけの似合う似合わないで捉えるのではなく、
生年月日で生まれ持った本質を知り、その個性を色で伝えられることにワクワクしました。女性ならきっと、同じようにワクワクしてもらえるのではと。

人間なので、落ち込むこともあります。
そんな時に、色は味方になってくれるものでもあります。

装いも、暖色、寒色、中間色で意識し、学校関係の行事には目立たないように、クールに見えないようにと中間色を選んでいました。
でも、大事な場面だから冷静でいたい、だからクール系にしようと、決めるようになりました。心理的に前向きになれた気がします。

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ここからは、ムーン、アース、サンという個性の3分類について。

人見知りなので、初対面の人と打ち解けるまで時間がかかっていました。
どんな人か分からないうちは、心を見せずに構えていたんです。

3分類を知ってからは、その人その人に合わせて対処法を変えることができるようになり、距離が縮まるまでがとても早くなったと感じています。
相手にも、話しやすい、溶け込みやすいと捉えていただくことが増えたように思います。

私はムーンタイプですが、
アースタイプの場合、話が長くならないよう、結果と要点を伝えること、時間を守ることを意識しています。
ムーンタイプに対しては、寄り添い型。先にちゃんと話を聞くように心がけています。
サンタイプは、ムーンにはない世界観を持っています。話していると「すごいね」「すごいね」と思うことばかり。そうしたリアクションをしていると、どんどん話が弾みます。

3タイプ3様だと分かっているといいですよね。

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勉強して良かったと、本当に実感しているのがリズムです。

未来志向なのであまり過去は振り返らないのですが、リズムでこれまでを見てみると、サロンをオープンしたのはイエローの時など、リズムに合わせて事を起こしていたんだなということが分かりました。

私のブランドカラーはイエロー、イメージカラーはオレンジです。
私が生まれた時の10年間の大運はイエロー、
生まれた年はオレンジ、生まれた月、日はイエロー。
2色しかないことに、生まれた時点から何かしらのメッセージがあるのかなと改めて驚いています。

イエローには「新しいことが好き」、オレンジには「楽しむ」というキーワードがあります。
私も、人生は楽しいことの選択だといつも考えています。
「新しいことを経験し、楽しみなさい」というメッセージを持って生まれてきたんじゃないかなと思います。

リズムを勉強してから、リズムに乗るとスムーズに物事が進んでいくことを実感しています。
「テンションを上げないと!」「周りが頑張っているのだから私も!」と力んだり焦ったりせずに、自然体でいられるようになりました。

リズムはそれぞれに違うものなので、
自分の流れを知ってモチベーションを合わせていけば、きっと自然にうまくいくようになりますよ。

私自身の経験を一つご紹介します。
グランドマスターになったのは2019年、ブルーグリーンの年でした。
母と義理の父、17年間一緒に過ごした犬を立て続けに亡くし、立ち上がるのもやっとという状況。逃げたいと思うほどでした。
それでも、ブルーグリーンは成長のリズム。
目標を達成することで、報われるかなと。
辛いこと、うれしいことが波のように押し寄せた年でしたが、
リズムカラーには本当に支えられました。

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これからどこへ向かえばいいのか。
そんなことを考えた時に、「ステージ」という言葉がとても心に響きました。
「いまさら遅いかも」「年だから…」という声を聞くことがよくありますが、
年代が上がっても、ステージに応じて輝ける何かがあります。

"キレイにする人がもっともキレイになる"と
講座のコンセプトにもあるように
人を輝かせられる人がもっとも輝き豊かになれる人だと、私は信じています。

そのためには、人を見つめることが大切だと考えています。
自分を成長させ、輝くことができるのは、人をきれいにしたいという思いが強い人。
自分がやりたいなら、人を応援する。
そんな気持ちは、周りだけでなくいずれ自分にも影響してくるものです。

みんながお互いを応援することを実践しているのが、キレイデザイン協会です。
支部を越えて交流し、支え合っているってすてきなことだと思います。

2011年の東日本大震災を機に「東北の女性を輝かせたい」と思うようになりましたが、
キレイデザインに出会って、希望が湧きました。
こうした考え方が浸透していけば、女性の生き方は変わっていくんだろうな、
学ぶ人や講師が増えて自分のあり方が分かれば、生き方が楽になるんじゃないか、
と、大きいビジョンを掲げることができたと感謝しています。

自分をあまりさらけ出せないタイプでしたが、自ら発信することでいろんなことを知ってもらえると思うようにもなりました。それによって声をかけてもらえる機会も増えたので、今は自分なりにできる範囲で、SNSを使っています。

それから、特にグランドマスターになってからは、言葉をすごく大事にするようになりました。
「言霊」という表現があるように、言葉ひとつで人を傷つける可能性があります。
どう伝えるか、どう発信するか、常に気をつけていきたいと思っています。
コミュニティのメンバーが夢を実現するためのサポートも、しっかりしていきたいです。

私自身は生涯現役で、人生を豊かに、ワクワクしながら楽しみたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次はまた別のグランドマスターが登場します。お楽しみに。