【2024/05のコラム】#10.花澤由華子GM

2024/05/10

メルマガ会員の皆さま、初めまして。
キレイデザイン協会 グランドマスターの花澤由華子です。
名古屋に住んでいます。
どうぞよろしくお願いします。

名古屋市内にエステサロンを13年経営した後、
現在は講師業、コンサル業に携わっています。

キレイデザインとの出会いは、サロンを立ち上げて7、8年が経ったころ。
モデルのメイクノリが良くなるようヘアメイクさんのサポートもしていたのですが、
そのヘアメイクさんから「おもしろいコンテンツがあるよ」と
教えてもらったのがきっかけです。

プライベートの相談もしばしば受けていましたので
キレイデザインを学べば、客観的な視点で
ものごとを見れるようになるのではと思いました。
資格を取れば、短時間で講師になれる点も魅力でした。
時間や場所に縛られる働き方から卒業したいと
講師業にシフトするターニングポイントにもなりました。
サロンのお客さまも子育てがひと段落し、自立するタイミングだったのだと思います。
学びたいという方がいらっしゃったことも後押しになりました。

それから、キレイデザインを通して
多くの人間関係が解決するさまを目の当たりにしました。

産婦人科の人材育成も手伝っていましたので、
ここでも活用できるのではと考えました。
キレイデザインを導入することで、
それぞれが主観ではなく、相手に合わせた声かけや対応ができるようになり、
院内が驚くほど変わりました。
もともと医療畑の出身なので、医療に貢献し、恩返しができるようにと
本格的に医療マネジメントもスタートしました。

私自身も、自分の色がわかったことで気づかなかった自分に気づけ、
相手の色がわかったことで、違いを理解し、対応が変わりました。

私の色はターコイズです。
ものごとをはっきり伝えるのが相手にとっていいことだという価値観を持っています。

一方、前述した産婦人科の院長の色はパープル。
感覚的にその場の空気感で読み取り、察するという価値観なので、
はっきり言うと、「詰め寄られている」ときつく感じる人だったんです。

私からすると、「察して」だとちゃんと伝えてくれないから分かりづらかった。
お互いに正しいと思っていることが違ったんですね。
なぜ分かりづらかったのかが解けると、対応の仕方が明確になり
マネジメントが円滑になりました。

今ではスタッフだけでなく、患者さんも色で分類しています。
どう接すれば心地いいのか把握できているので
スタッフ間のコミュニケーションも円滑になり、
患者さんの満足度も上がっていることを実感しています。

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ここからは3分類について。

3タイプの院長がいるとすれば、
クリニックのあり方、方向性はそれぞれ変わってきます。
ムーンタイプの院長の場合、
「たくさんの人に集まって欲しい」「ここに来て良かったと思って欲しい」
という思いが強く表れます。
例えば、待合室を診察後にも集える場所にしたいと
カフェのようにしている歯医者さんがいたりします。
回転率が悪くなったとしても、愛される歯科医院であることが第一なのです。

アースタイプの院長は時間に厳しく、無駄のない効率性を重視します。
サンタイプの院長なら、豪華さを好むでしょう。

それぞれに大切にしているポイントは異なり、
その考えや方針が、クリニックの個性に反映されます。

でももし、自分とは違うタイプの患者さんがいることを知っていれば
例えばムーンタイプの院長が営むクリニックには、
アースタイプのために待ち時間が少なくてすむ個室を作っておくといった
対応ができるのではないでしょうか。

個性を発揮したコンセプトでもちろんいいのですが
どの患者さんも網羅できるよう意識すれば、
集客力の高いクリニックになれるはずです。

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さまざまなシーンで行動を起こす手助けをしてくれる、
リズムについてもご紹介します。

SNSでのイベント告知など多くの人に認知して欲しい場合は、
ブルーグリーンの色の時を選ぶと比較的広がりやすい傾向が見られます。
加えて、星がついている日にするとベターです。
スタッフミーティングや幹部ミーティングなども
できるだけ星がついている日に設定すると
話がスムーズに進む確率が高くなります。

また、スタッフがパープルの色にいる時には、
少し気にかけておくといいでしょう。
パープルの時とは、今いるステージにモヤモヤしている状態。
同じことが起こっていても、なぜか引っかかってしまうということがあり得ます。
「おはよう」と声をかけても「おはよう」が返ってこないなど、
他の色の時ならばやり過ごせるようなことが、妙に気になってしまうのです。
仕事を辞めてやる!と言う気持ちになりやすい時でもあります。

そんなタイミングで「大丈夫」と声をかけ、承認することで
離職を止めることができるかもしれません。

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キレイデザインに出会って
相手のいいところ、能力だけでなく
その人だからこそ成功できている理由まで見えてきました。

それまでは、自分がその人と合うのかどうか
自分主体で決めていたような気がします。
私はアースタイプなので、ここまでに何をしようと逆算し、
余裕を持って行動します。
しかし、だからこそ、自分が間に合うのだから相手にもできないはずはないと
時間にルーズな人を否定してしまっていました。
その人はサンタイプで、もしかしたら悪気なく、
目の前のことに夢中で気づいたら時間が流れていたのかもしれない。

長所や才能に長けている部分にフォーカスし、自分の視点だけで見なくなったことで、
仕事もプライベートも、付き合い方がずいぶん変わりました。
取引先も友人関係も、とても広がったと感じています。

夫婦関係においても、
自分と違うところを「なぜ?」と疑問にばかり思っていましたが
「そんなふうに考えられるってすごいね」と楽しめるようになりました。

1回目の投稿でもお伝えしたように
医療業界で女性が働きやすい環境づくりを進めています。

男性がリーダーで女性に指示をする場合
目的思考(男性脳)で進めがちです。
女性はプロセス思考なので、潰れてしまうことも少なくありません。

女性のモチベーションを上げ、お互いに働きやすい関係を作るのに
キレイデザインは非常にマッチしていると思います。

男性の院長には、データや数字、エビデンス、実績を提示してコンサルティングを行います。
しかしこのやり方は、女性にとっては窮屈で、受け入れにくいもの。
女性スタッフの現場では、色を導入した人材育成に努めています。
現場の責任者が育成しやすいように、離職率が減少するように。

色によってイメージを広がり、ものごとを前向きに捉えられるようになる。
まさに、背中を押してくれるコンテンツです。

グランドマスター同士の関係にも助けられています。
本当にお互いを認め合い、助け合える仲間たちで、
それぞれが活躍しているので学ぶことも多いのです。
全員色について分かっている状態なので、
「こうであれば組織はうまくいく」という見本のような環境です。

私のコミュニティには
エステサロンの経営者や、経営マネジメント、看護師などさまざまな方がいて、
キレイデザインを仕事に活かしているほか
仕事関連の人たちにも伝えています。
これからも自立している女性のコミュニティとして、
他の女性の自立もアシストするチームでありたいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次はまた別のグランドマスターが登場します。お楽しみに。